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KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

今月は、2022年11月から12月にかけて全6回開催した、第17期傾聴ボランティア講座の様子をお伝えします。

第17期傾聴ボランティア講座

●傾聴ボランティア講座とは

 傾聴とは、相手を理解し、相手の心に寄り添う聴き方をすることで信頼関係を築き精神的自立を支援する、コミュニケーションをはかる上で重要な技法のひとつです。
 傾聴ボランティア講座は、1)傾聴について学び、必要なコミュニケーション力を身につけること、2)学んだ技能を活かし地域で活動する傾聴ボランティアを養成することの2つを目的に2008年度より実施を重ね、17期目を迎えました。
 今回は、第17期傾聴ボランティア講座についてご紹介します。

●第17期傾聴ボランティア講座について

 11月10日から12月15日までの毎週木曜、全6回開催した「〜コミュニケーションを学ぼう〜第17期傾聴ボランティア講座」に19名が受講しました。
 第1回から第5回は、アクティブリッスン代表の澤村直樹さんを講師にお迎えし、相手の心に寄り添いありのままを聴くことや、「傾聴のあいうえお」(あいづち・いそがない・うなずき・えがお・おうむがえし)など、具体的な傾聴の技法を学びました。澤村さんは、毎回受講生が提出するアンケートの感想や質問等にも丁寧に回答くださり、回を追うごとに学びも深みを増していきました。
 「言いたいことは二言目に、まずは受けとめの言葉から」というアドバイスを熱心に書き留める姿や、「傾聴ボランティアとは話し手と聴き手が楽しい会話の時間やこころ温まるひとときを共有していく活動」という言葉に大きくうなずく受講生の様子から、講座を通して学んだことをボランティア活動や生活に活かしたいという強い思いが伝わってきました。
 第6回はぷらざ職員が講師を務め、講座修了後の活動に役立つよう、ボランティア活動の4原則や注意点、既に活動している傾聴ボランティア団体の紹介やボランティア活動先の見つけ方などを話しました。

●新型コロナウイルス感染症予防対策

 対面での講座を開催するにあたっては、昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、全員の検温やマスクの着用、入退室時のアルコール消毒などの予防対策を徹底しました。毎回の講座終了後には、澤村さんと受講生も一緒に机や椅子のアルコール消毒をしました。制限の多い環境下ではありましたが、無事に全6回の講座を終えることができました。

●修了後の活動について

 最終回の講座修了後、修了生有志の方々が集まり今後の傾聴ボランティア活動について話し合う場を持ち、意見交換を行いました。コロナ禍ですぐに傾聴ボランティア活動を開始することは難しいものの、今回の講座で学んだことを活かし、思いを途切れさせないよう今後も話し合いを継続していくことになりました。ぷらざでは、講座修了後も受講生がスムーズに傾聴ボランティア活動に取り組めるよう、継続してサポートしていきます。
 これまで第1期から第13期までの修了生を中心に傾聴ボランティア活動団体が立ち上がり、12団体が活動されています。現在はほとんどの団体が活動の休止を余儀なくされていますが、感染予防対策をしながら定例会や勉強会を実施し活動再開の準備をしたり、メンバーで声を掛け合って健康管理に励むなど、様々な対策を取られています。少しずつではありますが、ボランティアの受け入れを再開する施設も増えてきており、活発に活動できる日を心待ちにされています。
 各団体の詳しい情報については、みにきたWeb(https://minikita.genki365.net/)でご確認ください。
 また、毎月1回、ぷらざ交流コーナーにて、傾聴ボランティア有志の方による情報交換会も開催されています。団体所属の有無にかかわらず、「傾聴ボランティアを通じて地域貢献」という共通の想いを抱いた皆さんに、活動に役立つ情報収集の場として活用いただいています。
 3月には、講座修了生が一堂に会する傾聴ボランティア交流会を開催する予定です。今回は傾聴クラブプラス・ワンの皆さんが幹事となり、「コロナ禍 だけど初心を忘れない!」をテーマに企画運営を担当されます。

●受講者アンケート(抜粋)

◇言葉は生きものであると感じました。まずは否 定しない事、相手の言葉を受け入れるむずかしさを感じました。これからもより一層傾聴について学びたいと思いました。
◇傾聴という言葉は知っていたが、講座を受けて今まで漠然としていた事が少し分かり、具体的に整理できそうです。周りの参加者と積極的に話が出来たのが良かった。
◇ロールプレイ、意見交換で気づきが倍増しました。いろいろな方と机を囲めるのも、毎回の楽しみです。先生のわかりやすい講義が楽しみです。
◇相手を変えようとするよりも「わかろう」としなさい。実感として良く理解できました。なかなか難しいですが、とても大事に思いました。受容、やさしいようですが沢山経験した方が良いようです。
◇自分自身を少し冷静にみる、知る事が出来ました。今後、傾聴ボランティアを行う上で上記の事を頭に入れ、人々と接していく参考にしたいと思います。

 北区NPO・ボランティアぷらざでは、皆さまがボランティア活動を進めるうえで役立つ、様々な講座を開催しております。今後の講座につきましては、ぷらざ通信やぷらざHPなどをご覧ください。ご参加をお待ちしています。
(北区NPO・ボランティアぷらざ事務局)

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